香港旅行記②

 いよいよ香港観光です!ノープランですが、起きたら雨だったので、美術館から攻めていきます。その後、大好きな公共交通機関を堪能し、香港飯を楽しみながら、ぶらぶらします。

aisen
aisen

おはよう!やっぱり雨が止んでいないね。どうする?本降りではないので、観光できるよね。

rokok
rokok

とりあえず、M+に行きましょう。きっとその後は、晴れるよ。食べたいものがいっぱいだから、その後は香港飯を堪能したいしね。

Screenshot

 M+は、2021年に開館した西九龍にある美術館です。総面積は65,000平米。そのうち展示空間は17,000m平米、33ギャラリーがあります。アジア初のヴィジュアル文化のグローバルミュージアムであるらしいです。展示してあるものが、新しい。久しぶりに感性が刺激されました!!

入口の電飾サイン
何か書いてありますが・・・
4層+屋上庭園の建物

 館内にはおしゃれなカフェもあります。天気がいいと、きっといい景色なんですよ。

 初めてフラットホワイトを飲みました。カフェラテとの違いはわかりません。

手前がフラットホワイト、奥がカフェラテ
日本文化を感じるモノが多数あります

 大量のデジタル時計。個々に別々の時を刻んでいます。何が目的なのかは不明です。

デジタル時計たち

 車椅子に乗ったお爺さん達がゆるゆると動いています。センサー?でお互いにぶつからないような仕組みのようでした。爆弾を抱えていたり、片足が無かったり。何かを訴えたいことは伝わりますが、理解が追いつかない展示でした。

車椅子のお爺さん達

 古いパソコンや携帯も展示されていました。どちらも使ったことあるな。展示されるほどの年齢になったのか。

古い携帯たち
一体なんでしょう?

 そこらでスタッフの方が作品について説明してくださいます。この何も書かれていない赤い絵の真ん中に、小さく「日付」が書かれています。M+の開館日だそうです・・・。

赤いインテリアたち

 東京の新橋にあった鮨店をまるごと移築した「きよ友」。なんと、M+に展示するために買い取り、解体して香港で組み直しとのこと。この空間を見るために、数名単位で並んで入ります。日本人からすると、何かピンとこないのですが・・・。外国人はどのような感覚で見ているのでしょうか?

きよ友

 実物は見たことがありませんが、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の鈴木オートの車など、昭和初期の映画などでお馴染みのダイハツミゼットです。前輪が1つですが、大丈夫なのかな?

ダイハツ ミゼット
人々の水中での顔

 屋上庭園に着いた頃には、少し天気も回復してきました。それでは、香港グルメを堪能しに行きましょう。

屋上庭園からビクトリアハーバーを眺める

麥文記麵家 Man Kan Kee Noodle Shop

 M+のある西九龍からほど近い佐敦駅の近くにある海老雲呑麺で有名なお店を目指します。九龍の駅まではすんなり着きましたが、ここからの移動に少々手こずりました。なぜかUberアプリが起動できず、うろうろしていると、迷い込んだマンションの警備員さんにタクシーをつかまえていただきました。渋滞の中店の付近までタクシーで移動できたので、なんとか到着です。

麥文記麵家

 2時頃だったのですが、並んでいる人もおらずに、そのまま席に案内されました。

満席です
壁のメニューは読めません。英語表記のメニューもあります。
上湯雲呑麺(海老雲呑麺)45HKD(900円)
柱候牛腩麺(牛バラ肉焼きそば)50HKD(1,000円)

 注文してから数分で提供されました。これがウワサのゴム麺か!食感が面白くて、そして美味しい。写真では隠れていますが、麺の下には海老ワンタンが4つ。この食感は、すごい弾力。海老感がすごい。ぷりぷり。これはまた来たくなりますね。焼きそばも食感は同じです、美味しい。この煮込んだ牛肉もホロホロで、味がしっかりと染み込んでていて、最高です。円安もあり、ちょっと高いかも、と思ったけど、これは食べるべきです。絶対。ミシュランガイドでビブグルマンを連続受賞しているのも納得です。

手前が海老雲呑麺、奥が焼きそばの牛肉乗せ

 ここで、残念なお知らせが。隣の牛乳プリンのお店も人気店でハシゴする人が多いのですが、お休みでした。よって、他のスイーツ店に向かいます!

佳佳甜品 Kai Kai Dessert

 先ほどの麥文記麵家から歩いて5分程度の距離にある、こちらもミシュランガイドでビブグルマンを受賞しているスイーツ店に向かいます。おやつタイムだからなのでしょうか、それとも通常通りなのでしょうか、分かりませんが並んでいます。それでも回転がよく、10分ほどで案内されました。

 当然に満席の中、香港では当たり前の相席です。ミシュランガイドのビブグルマンのの証し?が入口付近に飾ってあり、写真に撮る人も見られます。

混雑する店内。若い女性ばかりでもありません。

芋と蓮の実で作られる伝統スイーツ店らしいです。

 香港では、読み方はわからないけど、意味が伝わるモノが多いです。

皆さん、注文してね♪

ハーバーグランド香港

 香港の地下鉄はそれぞれの駅でイメージカラーがあるようです。駅構内がその色で統一されています。ちなみにフォートレスヒルの駅は緑色。

フォートレスヒル駅は緑色

 日本と同じで自動改札機がずらっと並ぶ駅構内

 オクトパスカードで改札を通る際には、上部の黄色四角部分にタッチする。料金:大人5HKD~、子供3.5HKD~

左:券売機 右:改札 

 一旦、ホテルにチェックインに向かいます。今日、明日は香港島にあるハーバーグランド香港に宿泊です。地下鉄のフォートレスヒル駅から徒歩2分と便利な場所です。

ハーバーグランド香港
部屋からの景色
部屋の様子

中環站 Central

 香港島といえばトラム。このトラム、なんと運賃が3HKD。どこから、どこまで乗っても大人3HKD、子供1.5HKD。これは楽しい。特に2階の一番前の席。大人ですが、ここが空いていれば、ぜひとも乗りたい。ホテルの最寄フォートレスヒル駅からセントラル駅まで移動します。

数分単位でトラムが行き交います
一番前の席からの眺め

 トラムは後方ドアから乗車し、前方のドアから運賃を支払い下車します。2階に乗っている場合、下車する少し手間になったら、1階におります。トラムの移動中に歩いても注意されません?が、お気をつけて。運転は荒いです。

車内は常に満席

 トラムだけでなく、バスも二階建て。本数もかなり多いようです。公共交通機関は充実していて、料金も安いです。バスは地下鉄よりも安いようで、終点までの残り距離により変動しているようです。乗車した際に料金を支払い、降車の際はそのまま降ります。なお、現金で支払う場合は、お釣りがでないようです。オクトパスカードは必須ですね。

二階建てバス

 香港島の名所の1つに世界一長い、屋外エスカレータがあります。全長は約800メートル、高低差は約135メートルに23基が設置されている。朝の通勤・通学時間帯は下りのみ、以降は上りのみの運転。ギネス世界記録に認定されているそうです。

ヒルサイド・エスカレーター

オフィス街には多くの高層ビルが立ち並んでいます。

セントラル周辺の夜景

 少しあるくと夜は寂しいエリアもあります。

夜間は店も閉まり、寂しいエリア

蓮香樓 Lin Heung Lau

 少し寂しいエリアを数分歩くと目的地である蓮香樓に到着です。

香港らしいネオン

 飲茶で有名なお店とのことで楽しみにして来ましたが、なんとディナータイムには飲茶はやっていないとのこと。残念。仕方がないので、おすすめの品をいただきました。

 どれも美味しいかったですが、お腹の空き具合はマックスではない状態だったので、食べきれませんでした。どうもすみません。この店は飲茶のやっている時間帯にまた来たいです。

 明日は3日目。スケジュールいっぱいの観光の日です。ぜひご覧ください。