イタリア旅行記③(コロッセオなど)

イタリア
aisen
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いよいよローマ観光だね。そのあたりの街並みだけでも、異国間たっぷりでいいね!
地下鉄の乗り方もわからないけど、とりあえず行ってみよー。

rokok
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見たいものいっぱいだから、時間があるかな?
楽しみだねぇ♪

▪️移動:イタリアの地下鉄の乗り方
▪️観光:ローマ市内観光
    ・フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘
    ・コロッセオ
    ・イータリー(スーパーマーケット)

 ローマ市内観光の1日目はフォロ・ロマーノとパラティーノの丘、コロッセオです。ティブルティナ駅から地下鉄B線でコロッセオ駅まで向かいます。

ローマの地下鉄

 地下鉄の乗客の多様性に異国感を感じます。普段、見ることのない人たち。肌の色は、瞳の色は、髪の色は、言葉は、横並びにはできません。それが違和感なく存在する空間は心地よいです。ここで生活をしていれば、差別を感じることはあるはずですが、少なくとも旅行の期間では感じることはありませんでした。

ティブルティナ駅構内

▪️イタリアでの地下鉄の利用する際のポイント
・チケットは駅で購入が便利。紙製のICカードを購入し、それにチャージすれば何度も利用できます。料金は、最初にデポジット0.5€がプラスされますので2€です。その後は1.5€のチャージで1回乗車できます。
・乗車の際には、改札ゲートにICカードをかざす。差し込まない。
・発着時刻は不明?前の駅から電車が近づくと、電光掲示板に”あと○分”と表示される。
電車の停車位置は決まっていないので、皆適当に立って待っている。
下車の際にはチケットは必要ない
・列車、ホームともに落書きが多い。列車が汚い。車内は定期に清掃していそうだが、車外の清掃は行き届いていない。

 約10分でコロッセオ駅に到着。今回は、公式サイトからコロッセオ、フォロ・ロマーノとパラティーノの丘の入場チケットをセットで購入済みです。

 コロッセオは入場時間が12:30ですのでそれまでの2時間をお隣にあるフォロ・ロマーノを先に見学します。フォロ・ロマーノは約2000年前の古代ローマ遺跡で、世界遺産に指定されています。そこらじゅうに無造作に?遺跡があり、見所だらけです。パラティーノの丘から全体像を見ると当時の人々の生活が、頭にイメージとして浮かびます。広いので短時間ではしっかりと見られませんので2〜3時間の時間を用意したほうがいいです。

パラティーノの丘から眺めるフォロ・ロマーノ
フォロ・ロマーノの凱旋門
rokok
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少しお腹が空いたので、コロッセオ駅に戻り、売店でパニーニ、ドーナツを買って、お腹を満たしました。

aisen
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まぁキオスクレベルの味でしたね。しかしながら、合わせて10€(1,600円)と、少しお高めでした。

 さて、予約時間に近づいたので、入場門へ急ぎましょう。しかし、駅舎からを出ますと、眼の前にコロッセオが「どーん!」とてつもなく大きいです。このようなものを2000年も前に建造したことに改めて感動します。この感動はスペインのバルセロナで地下鉄の駅を出て、サグラダ・ファミリアを見た瞬間の感動と同じくらいでした。そして、すごく大勢の観光客。今日は大晦日ですが、関係ありませんか?日本以外では、年末年始の長期休暇はあまり無いようですが、それでもこの人の多さは、流石は観光大国イタリアですね。

コロッセオの入場を待つ人々

 見学チケットには色々な種類がありありますが、今回はアリーナ見学コースです。指定時間の10分ほど前でしたが、待たされることなく入場できました。アリーナ見学の場合、緑色のシールを渡されますので、それを胸などの見える位置に貼っておきます。しかし、粘着力は強くないので5分後には無くしてしまいました。ご注意ください。なお、分岐点のような場所で係員がチェックしていますが、同行者に着いて行ったのでか?何のお咎めもなしでした。観客席の裏にある通路スペースを見学しながら、正面通路からアリーナに入場します!そして、闘技場が目の前に開けます!!今日1の個人的盛り上がりポイント。

コロッセオの全貌

 この瞬間は勝手にグラディエータの主人公気分でした。この場で殺し合う気持ちは如何様であったのか?その試合に勝ち、名声を得ても尽きぬ不安を抱える心境にはとても耐えられそうにありません。今回は入れませんでしたが、地下部分も見えました。剣闘士や動物が戦いへ行く通るエリアで、人力のエレベーターなどもありました。

コロッセオの地下部分

 その後は、街並みを見ながらのお散歩です。しかしながら、街並みを見ているだけで飽きません。昨日、ローマに到着したのが日没後だったので、明るい場所でのイタリアには感動しっぱなしです。美しい!歴史を感じます!歩いている途中で、突如現れたガイウス・ケスティウスのピラミッドにはびっくりしました。ローマ人が造ったようですが、それもまた、ローマの街の雰囲気を壊すものでもなく、歴史を感じます。

ガイウス・ケスティウスのピラミッド
オスティエンス駅の壁画

 目的地は、EATALYというスーパーマーケットのローマ店に向かいます。日本にもあるレストランが併設されたイタリア食材が豊富なお店です。到着後、まずは昼食兼夕食でイタリアンをいただきます。ミックスサラダ、ブッラータチーズ、カルボナーラパスタ、ナポリピザ、更に追加で魚介のフリッターを注文しました。どれもとても美味しかった。ですが、食べきれませんでしたので、フリッターをテイクアウトにし、帰宅後のワインのつまみとしました。

ローマでの初のイタリアン

 本日は、日本風に言うと大晦日、明日は元旦です。イタリアでもこの2日間は、大半のお店がお休みとなるようで、不測の事態にそなえての食料買い出し兼、お土産の買い物です。ワインの多さに圧倒されます。何を買いましょうか?地名買いでお土産のワインをえらびました。味の違いはわからないと思うので、大丈夫です。ヨーロッパは物価が高いイメージですが、それは外食に限るようです。スーパーマーケットでの食品価格は日本と同じくらいですね。ワイン、生ハムなどは日本よりも安いです。しかし、光熱費などは高いようですし、金銭面で言うと生活しやすいとは言えないです。

吟味して購入したワイン Ca’del Bosco

 滞在先に戻ったのは、夕方でしたので、時差8時間の日本では、既に2024年になっていました。ここ数年の大晦日の過ごし方は、紅白歌合戦を見ながらご馳走を食べていたので、すっかり大晦日だってことを忘れていました。来年はどんな大晦日になるかな?なお、日本から持参した「どん兵衛」で年越ししました。年末年始に海外旅行に行く場合には、持参することをお勧めします。