イタリア旅行記⑦(ローマ→ベネチア)

イタリア
aisen
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おはよ〜。

ついにベネチアに行く日がきましたよ。

個人的にはメインイベントといってもいいかも♪

rokok
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ベネチア空港まで飛行機で向かい、そこからは水上バスで市街まで向かいます。

陸路よりもいいでしょ?

aisen
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すごくいいです。ありがとう。はやく行こう。

▪️移動)ローマ→ベネチア
 ・フィウミチーノ空港での手荷物預け
▪️移動)ベネチア空港→市街地 
 ・水上バス カナル・グランデ

 ベネチアは運河にかかる橋が多く、道も狭い、そしてフィレンツェは石畳の道が多いとのことで、スーツケースは空港に預けていきます。2泊分の荷物をリュックに背負って、それ以外の荷物はスーツケースに詰めてフィウミチーノ空港で預けます。荷物を預ける場所はターミナル3です。フィウミチーノ駅のホームから、荷物を預けて出発のターミナル1までの移動で30〜40分程度見ておくといいと思います。

荷物預かりサービス/フィウミチーノ空港 
 場所:ターミナル3
 営業時間:7:00-23:00
 電話:+39 0665953541
 料金:10€/24h
 支払:荷物の引取時

フィウミチーノ空港

 今回はITAエアウェイズを利用します。日本ではあまり見ることのない青い機体はとてもかっこいいです。イタリアではペットの犬もゲージに入れると客室で一緒に移動できるようです。何匹かの犬を見ました。1匹の犬が吠え続けておりましたが、周囲の人は気にかけていないようでした。

Mark Bess – EI-HJP_MIA_Landing_12_AZ_A330_941_Lorenzo_Bernardi_Small, CC 表示-継承 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=145396885による
ITA Airways ローマ → ベネチア

 約1時間のフライトで無事にベネチア空港に到着です。ここからは陸路で市内に行くことも可能ですが、やはりここは水上バスで行きたいと思います。想定より小さいな船ですので、揺れるのではないのかと不安になります。しかし、結果としてほぼ揺れはありませんでした。

空港からベネチア市街へ向かう水上バス

 出発して15分も進むとベネチア本土が見えてきました。教会の塔など街並みがベネチアに来たことを実感します。そして運河に突入です。まさにベネチア!テレビやYouTubeなどで見たベネチアです。イメージそのもの。ホテル近くの停留所まで水上バスからの風景を満喫します。

ベネチアのカナル・グランデ
ホテル前の桟橋風景

▪️ホテル)レ・イゾレ
▪️ベネチア市内観光
 ・ためいき橋 
 ・ムーア人の時計塔
 ・サン・マルコ広場、サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿
▪️レストラン)アル・べチオ・カントン

 とりあえず、ホテルにチェックインし、荷物を預けてから本格的に街を探索します。本日のホテルは、レ・イゾレ。新しさはありませんが、立地がよく、質の整ったよいホテルです。

レ・イゾレの外観
上:室内 下:朝食会場 ※公式WEB「レ・イゾレ」より

 ホテルを出てすぐに、ためいき橋が見えてきました。囚人が投獄される前に窓の外からベネチアの景色を見られる最後の場所であり、囚人がため息をつくということが名前の由来のようです。撮影場所からは少し距離はありますが、当時そこを通った人の悲哀を感じました。

ため息橋

 街並みが素晴らしい。どこを歩いても、どこを見ても、素晴らしい。ある意味では、ここが一番来たかった場所だったと実感しました。

ベネチア市街

 少し裏道に入ると観光地ではなく、人々の生活が垣間見える感じがたまらなくいいです。どこに旅行に行っても、その地の人々の生活が想像できるそこにある街並みを見ることがとても好きですが、50年以上の人生をかけてこれまで見た街並みの中でもベスト3に入ります。

ベネチアの裏通り

 水路を行き来するゴンドラはベネチアの象徴的な風景です。

水路とゴンドラ

 気のおもむくままに、裏路地、細い路地、行き止まりの路地を十分堪能して、ようやくサン・マルコ広場に到着しました。

 ここサン・マルコ広場は、ナポレオンが“ヨーロッパで最も美しい広場”と称したベネチアを象徴する場所です。多くの人で賑わっています。

サン・マルコ広場
サン・マルコ広場 奥に見えるのがサン・マルコ寺院と鐘楼

 サン・マルコ寺院はベネチアでも特に人気の観光地です。並ばないと入場できないので、事前予約がおすすめです。なお、時間をずらして平日の16時頃に訪れたら、10分ほど並んで入場できました。

サン・マルコ寺院
サン・マルコ寺院のモザイク画

 サン・マルコ寺院の正面入口の真上にいる馬の銅像も、間近で見られます。十字軍がコンスタンティノープルから戦利品として持ち帰ったものだそうです。なお、写真で見えている銅像はレプリカです。本物は寺院内に展示されています。

サン・マルコ寺院のバルコニーの馬像 奥に見えるのが時計塔

 ムーアの時計塔はサン・マルコ広場の一画にあります。毎時00分にムーア人のオートマタが鐘をつきます。そのムーア人の下には、ヴェネツィアのシンボルである翼のあるライオンが下界を見守っています。聖母子像の両側の時計が、”時間”を左側のローマ数字で、”分”を右側で5分刻みで表示しています。

ムーア人の時計塔

 ドゥカーレ宮殿は、ベネチア共和国の総督邸兼政庁として使われていた建物です。宮殿はサン・マルコ広場に面しており、対岸にある牢獄とは、ため息橋で結ばれています。

ドゥカーレ宮殿

 ベネチアの街を堪能した頃には、すっかりと暗くなり、お腹が空いてきたので、ネットで検索した評判のベネチア料理店アル・べチオ・カントンに向かいます。繁華街から少し歩き、寂しい街角にあるお店ですが、繁盛しています。

 予約はしていないので、イタリアでのディナータイム20時より前の19時半頃に到着し、最後の1席になんとか座れました。

ベネチア海の幸の盛合せ

 海の幸の前菜盛り合わせ、イカ墨パスタ、店名を冠したパスタをいただきました。ドルチェにスフレとティラミスもいただき、大満足です。繁盛しているだけの、素晴らしい味と接客でした。

左:イカ墨パスタ 右:アル・ベチオ・カントンピザ

 夕食後、夜のベネチアも散歩しました。治安は良く、不安は全くありません。しかし、レストランなど以外のお店は閉まるのが早いで注意が必要です。なお、欲しかった仮面は翌朝に買いました。

夜のベネチアの街並み
夜のサン・マルコ広場
仮面の専門店

明日は午前中にベネチアを観光してから、最後の目的地フィレンツェに向かいます。長距離列車に乗ることも楽しみです。ぜひとも下記からご覧ください。